商品情報
高齢者への投与
高齢者は生理機能が低下していることが多いため、体外への排出がうまくなされず血中濃度が高くなってしまうおそれがあります。高齢者への使用の際には特に注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、または妊娠している可能性がある場合は本剤を用いることの有益性が危険性を越えると判断可能な場合に限って使用すること。本剤を使用する場合、授乳は避けること。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳幼児に対する安全性は確立されていません。
慎重投与
下記の症状がある場合の本剤の使用は特に慎重に行う必要があります。場合によっては使用できない可能性もございますので、事前に医師へ知らせてください。 腎臓病、授乳中
用法・用量
*用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。ここに記載の用法・用量はあくまでも参考のため目安であり、どなたにでも適用されるものではありません。それぞれのケースで異なる場合がございます。 通常1回60mgとして1日2回経口投与する。7歳以上12歳未満の小児の場合には1回30mg1日2回経口投与する。症状により増減してください。 花粉症の治療の場合には花粉が飛散する1~2週間ほど前から服用を始めておきますと、症状が軽くすみます。
効能・効果
アレルギー性鼻炎,じんま疹,皮膚疾患(湿疹・皮膚炎,皮膚そう痒症,アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
基本情報
フェキソフェナジン (アレグラ) 錠は米国のサノフィ・アペンティス社により開発されたお薬です。アレグラ(allegra)はアレルギー性疾患治療剤であり主にアレルギー性の病気に使われます。 塩酸フェキソフェナジン(fexofenadine)を有効成分としています。 アレルギーの発症の原因となるヒスタミンの受容体をブロックし、アレルギー症状をとめます。抗アレルギー薬のヒスタミンH1拮抗薬に分類されて抗コリン作用が弱く、効果の発現も早いです。同じ抗アレルギー薬のテルフェナジンと違い心臓に悪影響を及ぼす副作用はなく、眠気を生じる副作用も弱くなっています。 小児への用法・用量は成人とは違い、それに対応した30mg製剤も発売されています。 ヒスタミンは、体を守る防御システムのひとつとして体内で生成される物質でもあります。体のほぼすべての組織に存在し、特に肥満細胞の中に高濃度で存在します。体が異物(アレルゲン、例えば花の花粉、ダニとも呼ばれる)に反応したときに、アレルゲンによって刺激された肥満細胞はヒスタミンを放出します。放出されたヒスタミンはその後連鎖反応を引き起こし受容体(H-1受容体)に結合し、アレルギー症状を引き起こすのです。ヒスタミンが引き起こすアレルギー反応の症状の主なものは花粉症やその他の鼻アレルギー(アレルギー性鼻炎)、目や皮膚や気道やかゆみ、涙目、鼻水、くしゃみ、鼻づまりなどです。
副作用
次のような副作用が見られる場合があり、重大な症状であれば医師に見てもらうこと 頭重感、頭痛、眠気、だるい、口の渇き、腹痛、発疹、めまい、吐き気、肝機能値の異常
警告
○本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。 ○他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。 ○妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。 ○お子様の手の届かない場所に保管して下さい。 ○妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。 ○開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。 ○お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。 ○服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。 ○開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。