商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
小児等への投与
アナストロゾールは小児には使用しないでください。
慎重投与
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
肝臓障害
骨粗しょう症
心臓や血管に病気
高コレステロール値や高脂質レベル
禁忌
以下に該当する方は薬の使用は禁忌です。
更年期前の女性
妊娠中もしくは妊娠する可能性のある患者
患者が男性もしくは子供
現在タモキシフェンもしくはエストロゲンの含まれた商品を使用している患者
用法・用量
医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によっても用量を変えてください。
効能・効果
閉経後乳がん
基本情報
閉経をした女性及びタモキシフェンが効かない女性患者の特定のタイプの乳がん治療に使用されています。 アナストロゾールはアロマターゼ阻害剤であり、血中のエストラジオール濃度を低下させることで腫瘍の大きさと成長を減少させる作用があります。
相互作用
タモキシフェンと併用するとアナストロゾールの効果が低下してしまう可能性がありますので組み合わせて服用しないでください。
保存等
薬は15-30度の室温で保存してください。 火、湿気、直射日光に注意して保管してください。
副作用
アナストロゾールはめまいを引き起こす可能性があります。しかしアルコールや特定の薬と併用した場合には 効果が変わる可能性があります。
アナストロゾールは体内のエストロゲンレベルを下げるため骨がもろくなる可能性があります。 そのため背骨、腰骨、手首の骨を折りやすくなります。
心臓の動脈の閉塞(虚血性心疾患)の病歴を持つ女性は心臓への血流減少が悪化する可能性があります。もし胸の痛みや息切れなどを感じた場合には医師に診てもらってください。
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
発汗、頭痛、胃の痛み、ほてり、便秘、吐き気、食欲の損失、嘔吐、下痢、胸焼け、関節、骨、乳房の痛み、気分の変化、うつ病、めまい
警告
アナストロゾールに対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
アナストロゾール服用中は血中のコレスロール値、骨のミネラル密度、肝機能などの検査を受けてください。
症状が改善しなかったり、悪化した場合にはすぐに医師に診てもらってください。