商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
小児等への投与
子供に対する安全性は確立していませんので使用をしないでください。
慎重投与
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
不整脈、QT延長症候群、心臓発作)、深刻な肝臓障害
腎臓病、肝臓病、脳卒中、血管の病気、低血圧の病歴がある場合
神経弛緩薬悪性症候群(NMS)、糖尿病
用法・用量
医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によっても用量を変えてください。
効能・効果
統合失調
基本情報
イロペリドン(Iloperidone)は統合失調症の症状(精神的な不安定や異常な思考を引き起こす病気)の治療に使用されています。イロペリドンはリラックスさせ、思考をしやすくなります。 また幻覚症状を緩和するのに役立つとされています。 このお薬は非定型抗精神病薬であり、脳内の物質に影響を与えることで作用すると考えられています。 薬の長期使用は副作用リスクが高まるため推奨されていません。医師の判断により他の目的で使用される場合もあります。FANAPT®のブランド名でノベルティス社より発売されています。 臨床研究のプラセボ対照試験等でその効果は証明されています。 イロペリドンの6週間を超える長期使用は効果、安全は確立されていません。
相互作用
薬とアルコールとの併用は禁忌です。
以下の薬を使用している場合には医師に伝えてください。
特定の抗不整脈薬、アミオダロン、プロカインアミド、キニジン、ソタロール)、メタドン、ペンタミジン、フェノチアジン、クロルプロマジン、チオリダジン、キノロン、ガチフロキサシン、モキシフロキサシン
副作用
イロペリドンは血中の特定ホルモンの量を増加させる場合があり、乳房の肥大、性欲低下、月経の遅れ、乳頭分泌物が起こることがあります。
血糖値を上昇させる場合があり、その場合眠気や喉の渇きを感じます。息切れ、口臭、顔のほてりなどが起こる場合もあり、これらの症状がでたらすぐに医師に相談してください。
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
眠気、体重増加、下痢、吐き気、胃の痛み、関節痛、乳房肥大、発疹、じかゆみ、目まい、んましん、呼吸困難、発熱、悪寒、のどの痛み、発汗
警告
イロペリドンに対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
投与中は定期的に検査を受けてください。
症状が改善しなかったり、悪化した場合にはすぐに医師に診てもらってください。