商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
慎重投与
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
糖尿病
狭心症(胸痛)
肝臓または腎臓疾患
甲状腺障害
褐色細胞腫(副腎の腫瘍)
房室ブロック(I度)
低血圧もしくは高血圧
禁忌
以下の症状を持っている場合には使用は禁忌です。
喘息、気管支炎、肺気腫
重篤な肝疾患
重篤な心臓病
用法・用量
医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によっても用量を変えてください。
効能・効果
虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全
狭心症
基本情報
カルベジロールはβ遮断薬であり心臓と動脈、静脈の血流に影響を与えます。おもに心不全及び高血圧に使用されています。医師の判断により他の目的で使用される場合もあります。
相互作用
以下の薬を使用している場合には医師に伝えてください。
ベラパミル(ワソラン)、血圧の薬のジルチアゼム(ヘルベッサー)、結核の薬、心臓の薬、抗不整脈薬、免疫抑制薬のシクロスポリン
保存等
薬は15-30度の室温で保存してください。 火、湿気、直射日光に注意して保管してください。
副作用
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
心ブロック、心不全、高度な徐脈、動悸、疲れやすい、胸の痛み、むくみ、脈が1分間50以下、めまい、失神、脱力感、体重増加、下痢、疲労感
警告
カルベジロールに対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
心電図検査や血液検査を定期的に受けてください。
症状が改善しなかったり、悪化した場合にはすぐに医師に診てもらってください。