商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
小児等への投与
子供に対する安全性は確立していませんので使用をしないでください。
慎重投与
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
胃や腸に病歴
炎症性腸疾患、クローン病または潰瘍性大腸炎など
腎臓病、肝疾患、心不全
高血圧、虚血性心疾患
脳卒中もしくはミニ脳卒中の既往歴
末梢動脈疾患
糖尿病
喘息の既往歴
禁忌
アスピリンまたは他のNSAIDなどでまアレルギー反応を起こしたことがある人
消化性潰瘍や重度の胃の炎症を持っている人
重症心不全を持っている人
子供への投与は禁忌です。
用法・用量
医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によって も用量を変えてください。
効能・効果
腰痛症、関節リウマチ、頸肩腕症候群、変形性関節症、肩関節周囲炎症状に対する消炎・鎮痛、術後及び外傷後の消炎・鎮痛
基本情報
モビフレックス錠剤(Mobiflex)は薬剤の種類は非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と呼 ばれる活性成分テノキシカムを含んでいます。他の製品名でも販売されています。 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は一般的に疼痛および炎症を軽減するために使用されています。テノキシカムはシクロオキシゲナーゼ(COX)という物質の作用をブロックすることで炎症を防いでくれます。シクロオキシゲナーゼ(COX)は体の中のプロスタグランジンなどの生産に関与しているとされています。プロスタグランジンは怪我や特定の病気、痛み、腫れ、炎症に対して体が反応することで体内で生成されます。 副作用のリスクを下げるためにも必要最低量が処方されます。医師から処方された量を超えて服用しないでください。 長期間服用する場合には定期的に医師の検診を受ける必要があります。
相互作用
以下の薬を使用している場合には医師に伝えてください。
ワルファリンなどの抗血液凝固(抗凝固剤)薬
低用量アスピリン、クロピドグレル、ジピリダモール
ダビガトラン、エルロチニブ
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、抗うつ薬
ベンラファキシン、ジゴキシン、リチウム
メトトレキサート
副作用
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
皮膚粘膜眼症候群、消化管穿孔、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、アナフィラキシー様症状、無顆粒球症、胃不快感、悪心、食欲不振、腹痛、下痢、消化性潰瘍、胃腸出血、消化不良、心窩部痛、嘔吐、めまい、便秘、黒色便、腹部不快感、発疹、そう痒感、紅斑、湿疹、貧血、白血球減少、血小板減少、頭痛、眠気、耳鳴、心悸亢進、 AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇、血清カリウムの上昇、BUN上昇、浮腫
警告
成分に対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
この薬は感染症や炎症などの兆候が分かりにくくなる可能性があります。実際に症状が悪化していても分からないことがありますので薬を使用している事を必ず医師に伝えてください。
血液、肝機能、腎機能などの定期検査などを受けてください。