商品情報
高齢者への投与
高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが大切です。
慎重投与
下記の症状を持っている場合には事前に医師へ知らせてください。 ○起立性低血圧 ○重い肝臓病 ○重い腎臓病 ○高齢の人
禁忌
下記の場合の タムスロシン (ハルナールD ジェネリック) カプセル の使用はできません。 ○本剤に含まれる成分に対して過敏症の既往歴がある場合
用法・用量
*用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。ここに記載の用法・用量はあくまで目安でありどなたにでも適用できるものではございません。かならず医師の判断によるそれぞれの症状に合う用法・用量を守ること。 通常0.2mgを1日1回食後に経口服用してください。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
効能・効果
前立腺肥大症に伴う排尿障害
取扱い上の注意
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
基本情報
有効成分タムスロシンは前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に使われます。α遮断薬に分類され排尿障害のほか、降圧薬としても広く使用されています。前立腺にあるα受容体を遮断し、尿道がゆるむことで尿のでが良くなります。持続性があるため日1回の服用で済みます。 α受容体阻害作用は同じくα受容体遮断薬であるプラゾシンやフェントラミンよりも強いことで知られています。 【前立腺肥大症について】 前立腺肥大症は、前立腺が肥大して尿道を圧迫するなどして排尿が困難となり、排尿に時間がかかったり残尿感などといった症状を伴います。また、尿失禁(溢流性尿失禁、奇異性尿失禁)の原因ともなります。 前立腺は男性の膀胱の下で尿道の周りを囲むようにある男性臓器です。前立腺からの分泌液である前立腺液は精液の構成液でもあり精子を保護してエネルギーを補充する働きがあります。したがって年齢を重ねて生殖能力が必要でなくなると、前立腺は肥大か萎縮かどちらかとなります。 50年ほど前まではほとんどの日本人男性で前立腺は萎縮の方向をとることが多かったのですが、近年では80%以上の日本人男性が生涯のうちで前立腺肥大症となる可能性があるとされています。 この症状には男性ホルモンと関係が深く、男性ホルモン(テストステロン)が5α還元酵素の影響でジヒドロテストステロン(DHT)となり前立腺肥大にかかわります。デュタステリドは、5α還元酵素(1型、2型)を阻害することで高活性物質であるジヒドロテストステロンへ変換されることを抑えます。 人にはいいずらい箇所の疾患のため、医者を受診することをはばかり診断や治療が遅れたりということがあります。気になる症状が現れた場合、恥ずかしいなどと言う気持ちは捨てて受診し必要があれば正しい治療を早期に受けましょう。
重要な基本的注意
○過剰使用による血圧低下に注意して下さい。 ○他の降圧剤の使用している場合には特に、血圧の変化に注意して下さい。
相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。 他の降圧薬や利尿薬、シルデナフィル(バイアグラ)、バルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)
保存等
室温保存
副作用
次のような副作用が見られる場合があり、重大な症状であれば医師に見てもらうこと めまい、立ちくらみ、ふらつき、血圧低下頻脈、、動悸、吐き気、胃の不快感
警告
○本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用を避けること。 ○他の薬を使用している場合は使用前に医師と相談すること。 ○妊婦、または妊娠している可能性のある場合の使用は避けること。 ○服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。 ○お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。 ○お子様の手の届かない場所に保管して下さい。 ○開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。 ○服用後にめまい、ふらつきが起こることがあり自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる。