商品情報
高齢者への投与
高齢者は腎機能が低下している可能性がありますので慎重に投与してください。
小児等への投与
子供に対する安全性は確立していませんので使用をしないでください。
慎重投与
次の症状を持っている場合には投与前に医師に相談を行ってください。
肝臓病や腎臓病の既往歴
HIVやAIDS
用法・用量
1日125mgを経口服用してください。ただし症状、年齢により投与量は変わります。
医師から処方された量以上を服用することは禁止されています。また年齢や症状、体重によっても用量を変えてください。
効能・効果
以下の皮膚の真菌感染症
白癬、いんきんたむし(股部白癬)、水虫(足白癬)、爪の真菌感染症
基本情報
テルビナフィンはリアリルアミン系に分類される抗真菌薬です、テルビナフィンは細胞膜形成に必要なエルゴス テロールと呼ばれる物質を生み出すことで殺菌してくれます。 このエルゴステロールの作用により真菌増殖を防いでくれます。 細胞膜は菌が繁殖するために必要不可欠であり、不要な物質が細胞内に入るのを防いでくれます。 多くの種類の真菌類に効果があると見られています。
相互作用
以下の薬を使用している場合には医師に伝えてください。
ワルファリンなどの抗凝固剤、アミトリプチリン(エラビル)、アモキサピン、クロミプラミン(アナフラニール)、デシプラミン、ドキセピン、イミプラミン(トフラニール)、ノルトリプチリン、プロトリ、トリミプラミン、アテノロール(テノーミン)、ラベタロール(トランデート)、メトプロロール、ナドロール、プロプラノロール(インデラル)、シメチジン(タガメット)、アザチオプリン(イムラン)、シクロスポリン(ネオーラル、サンディミュン)、メトトレキサート(リウマトレックス)、シロリムス(ラパミューン)
保存等
薬は15-30度の室温で保存してください。火、湿気、直射日光に注意して保管してください。
副作用
薬は肝臓に対して有害な作用をもたらす可能性があります。 投与前医師に肝機能の検査を行ってもらうようにしてください。 投与期間中は定期的に検査を行うようにしてください。薬の服用中に原因不明のかゆみ、疲労、黄疸ができた場合にはすぐに医師に診てもらってください。これらは肝臓障害の兆候である可能性があります。
深刻な副作用が出たらすぐに医師に診てもらってください。
じん麻疹、めまい、ふらつき、下痢、頭痛、吐き気、腹痛、発疹、発赤、かゆみ、胃の不快感、眠気、光線過敏症、肝機能値の異常
警告
テルビナフィンの成分または他の抗真菌薬に対しアレルギーをもっている場合には使用しないでください。
他に使用している薬があれば医師に相談してください。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与前には医師に相談してください。
投与中は定期的に検査を受けてください。