商品情報
慎重投与
下記の症状を持っている場合には事前に医師へ知らせてください。 乳酸アシドーシス、肝機能障害、透析患者、腎機能障害、心血管疾患(ショック、心不全、心筋梗塞など)、肺機能障害(肺塞栓など)、胃腸障害(嘔吐、下痢など)
用法・用量
用法用量は症状により変わる場合があるので医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。ここに記載の情報はあくまで参考のための目安であり、どなたにでもあてはまるとは限りません。 通常初回投与量として1日500mgを2-3回に分けて服用してください。 維持量は750-1500mgとします。1日の最高投与量は2250mgとします。 その後、経過を充分に観察し、増量をしたい場合は、症状に合わせて250~500mgをさらに増量する事ができます。 定期的に血糖値の検査を受けるようにしてください。
効能・効果
2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)、不妊治療
基本情報
メトホルミンは血中グルコース(糖)を低減し、大人と子供の2型糖尿病を治療するために使用されているインスリン抵抗性改善薬です。インスリン分泌促進薬を何らかの理由により使用できないときに使われます。 肝臓でのインスリン分泌助けるのではなく肝臓で糖分の生成を阻害することで血糖値をさげま心臓病、失明、腎臓病など糖尿病の合併症を減少させたという報告がされています。他の糖尿病薬と組み合わせて使用することができる。 メトホルミンは、1994年12月にFDAにより承認されました。 また一般的には糖尿病治療薬ですが、不妊治療に役立つことがわかってきました。メトホルミンを服用することで、排卵率や妊娠率を向上させるとの報告があります。同様に初期流産を減少させたの報告があり、今後にメトホルミン療法はPCOSの新しい治療法の選択肢となる可能性があります。1型糖尿病患者の治療には使用されません。 糖尿病は何らかの原因により血液中の血糖値が一定範囲内に調整されずに異常増加するものです。 糖尿病は1型糖尿病と2型糖尿病のふたつのタイプに分けられます。 1型糖尿病ではすい臓のβ細胞が破壊されるためにインスリンを分泌できなくなるタイプです。自己免疫細胞がβ細胞を攻撃することが原因と考えられているため自己免疫性の糖尿病と言われます。しかしながら、自己免疫反応を示唆するものが見られない1型糖尿病もごくまれにあります。急激に血糖値が上がり、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こすか危険性が高いのが1型糖尿病です。若い世代での発症が多いのも特徴です。 2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下していること、またインスリンに対する反応の感受性が悪くなることを要因として起こるタイプです。1型糖尿病と比べて、急激に血糖値が上がるということは少ないです。生活習慣ともかかわっているのはこのタイプです。また、遺伝的に糖尿病になりやすい人ではそうでない人よりも糖尿病になるリスクが高くなります。2型糖尿病は生活習慣と遺伝要因が絡み合って起きるのです。糖尿病は、血中の血糖値が高くなり尿に糖が出るだけでなく、失明や人工透析の一番の原因となっていることはあまり知られていません。初期では自覚症状がないことも多く、あっても少々調子がおかしいのかなくらいにしか思われないこともあります。たとえば、喉の渇き、立ちくらみ、手足が痺れる、だるい、尿の回数が増える、尿の量が増える、月経が不規則になる、性欲がなくなるなどです。体中をめぐる血液中の血糖値が高いことで、体の各所に影響が出、合併症を引き起こことになります。
相互作用
下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。 ヨード造影剤、抗生物質、インスリン製剤経口血糖降下剤、たん白同化ステロイド、グアネチジン、アスピリン、β遮断剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、エピネフリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、卵胞ホルモン、利尿剤、ピラジナミド、イソニアジド、ニコチン酸、フェノチアジン系薬剤
副作用
次のような副作用が見られる場合があり、重大な症状であれば医師に見てもらうこと 吐き気、嘔吐、ガス、膨満感、下痢、食欲不振、下痢、震え、立ちくらみ、めまい、発汗、頭痛、倦怠感、筋肉痛、黄疸、肝機能障害、衰弱、呼吸困難、うっ血性心不全
警告
●本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。 ●他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。 ●妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。 ●お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。 ●服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。 ●開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。 ●お子様の手の届かない場所に保管して下さい。