商品情報
慎重投与
下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。 腎臓病、肝臓病、甲状腺機能低下症、胆のう
用法・用量
*用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 通常はフェノフィブラートを微粉化したものとして1日1回134mg~201mgを食後経口服用し年齢、症状により増量する。なお1日201mgを超える用量は服用しないこと。
効能・効果
高脂血症(家族性を含む)
基本情報
世界各国で販売されているフェノフィブラートは高脂血症治療剤でコレステロールやはトリグリセリド(脂肪様物質)などを減らす作用があります。フィブラート系のなかでも強い作用をもち、動脈硬化の独立した危険因子と考えられているコレステロールの一種リポプロテインを低下させる効果もあります。糖尿病の合併症、心筋梗塞などに有効性が高いと考えられています。 【コレステロール】 コレステロールとは、化学物質としてはステロイドに属する物質であります。一般的に「コレステロール」と呼ばれて使われる場合、コレステロールがリポタンパク質と結び付いて作る複合体である血中コレステロールのことを指します。つまり、血中コレステロール純粋なコレステロール分子のみではありません。コレステロールが結びつくリポタンパク質の違いにより、その性質が異なることから悪玉コレステロールといわれたり善玉コレステロールと言われたりします。コレステロール自体は、私たち動物の身体を構成する細胞の成り立ちに欠かせない物質です。コレステロールというと、とかく悪者という印象を持たれがちがちですが、実は身体の維持にかかせないものでもあるのです。 【善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)はどう違うのか?】 善玉コレステロールを呼ばれるHDLコレステロールは、細胞のにある余分なコレステロールや血管壁に溜まったコレステロールを回収して血液に乗り肝臓へと戻す性質があります。HDLの割合が多ければ動脈硬化などのリスクが少なくなるのです。 反対に、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールは、増えすぎると血管の壁に溜まり、ひいては動脈硬化の原因となります。そのため悪玉コレステロールと呼ばれるのです。
相互作用
下記のお薬を使用している方は医師に相談してください。 スタチン系コレステロール低下薬(メバロチン、リピトール、リポバス、ローコール)、血糖降下薬、コレスチラミン、シクロスポリン、、ワルファリン、アテノロール
保存等
室温保存
副作用
次のような副作用が見られる場合があり、重大な症状であれば医師に見てもらうこと。なお筋肉痛などがあらわれたら横紋筋融解症の可能性があるのですぐに受診してください。 胃の不快感、横紋筋融解症、吐き気、腹痛、胆石、膵炎、肝障害、下痢、頭痛、不眠、かゆみ、発疹
警告
○本剤の成分に対しアレルギーを持つ場合の使用はしないこと。 ○他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。 ○肝機能検査、腎機能検査、血液の検査を定期的におこなってください。 ○妊婦、または妊娠している可能性がある場合は、事前に医師に伝えて下さい。場合によっては、使用できない可能性もございます。 ○お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。 ○服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。 ○お子様の手の届かない場所に保管して下さい。 ○開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。